【簡単・手縫い】切らないズボンの裾上げ方法|写真、動画で詳しく解説

ズボンの裾上げ、わざわざお店に頼んでいませんか? 実は、切らずに手縫いで簡単に裾上げができる方法があるんです。

この記事では、不器用さんでも安心の手縫いによる裾上げのやり方を徹底解説します。特に成長が早い子供のズボンなど「またすぐサイズが変わるかも…」というときにぴったり! 

今回ご紹介する方法なら、裁縫初心者ライターでも1時間かからずに仕上げられました!専門店に頼むよりずっと節約になります。ぜひ挑戦してみてくださいね。

裾上げに必要なもの

裾上げを始める前に必要なものを確認しましょう。使う道具とポイントをご紹介します。アイロン以外は100円ショップなどで簡単に手に入ります。

針、糸

ズボンの生地に合わせて選びましょう。デニムなどの厚手の生地の場合は厚手用の針と糸を使うことで、針が進めやすく仕上がりも丈夫に縫いあげられます。

安全ピン

仕上げの長さの目印に使います。ない場合は、裏側の生地に目立たないペンで印をつけて代用もできます。

定規またはメジャー

縫う位置を決めるときに使います。

まち針(クリップ)

裾上げしたい長さを固定するのに使います。

アイロン

仕上げに使います。使用しなくてもOKです。ヘアアイロンでも代用できます(温度に注意!)。

簡単にできる裾上げ方法

裾上げの方法を4ステップでご紹介します。

1.仕上がりの長さを決める

ズボンを履いた状態で、裾上げしたい長さまで折り返して安全ピンで止めます。裏側の生地に目立たないペンで印をつけてもOKです。

2.縫う位置を決める

折り返した部分を戻して、印をつけた長さの半分の長さを折り返し、まち針やクリップで止めます。6センチ裾上げしたい場合は、3センチ折り返しますが、ステッチの部分を含まないため注意してください。

3.「なみ縫い」または「本返し縫い」で縫う

糸は二本どりで針に通し、ステッチのすぐ下のところを縫います。縫い方は「なみ縫い」または「本返し縫い」で縫いましょう。

デニムなど生地が厚手の場合は、丈夫に仕上がる本返し縫いがおすすめです。詳しい方法は動画を参考にしてくださいね。

4.ズボンを表面にし、アイロンをかける

1周縫い終わったら、ズボンを表面にして裾を整えます。仕上げにアイロンで押さえるときれいに仕上がります。

完成

裾上げが完成しました!

裾上げをきれいに仕上げるコツ

裾上げをきれいに仕上げるには、以下のポイントに気をつけましょう。

縫う前にしっかりと生地を固定する

縫う位置を決めたら、まち針やクリップなどで固定してずれないようにしましょう

デニムは本返し縫いがおすすめ

デニムなど厚手の生地の場合は丈夫に仕上がる「本返し縫い」がおすすめです。詳しい縫い方は動画を参考にしてくださいね。

難しそう、、という方は、「なみ縫い」でも大丈夫です。なみ縫いの場合は2~3ミリの幅で縫い進めましょう。

折り返した部分が気になるときの処理

折り返す部分が長く、履いた時に気になる場合は、「まつり縫い」で本体に縫い付けて処理しましょう。まつり縫いの方法は、動画後半で詳しく紹介しているので参考にしてくださいね。

【動画】裾上げ方法

今回、記事の参考にさせて頂いた『cotocotoハンドメイド』さんのチャンネルはこちら。ミシンを使った裾上げ方法などもご紹介しています。

裾上げに向かないズボン

今回紹介する方法は、形がストレートのズボンにおすすめの方法です。一方で、以下のようなストレート以外のものは、この方法は向かないため注意してください。

  • 裾に向かって細くなっている
  • 膝下から裾にかけて広がっている

1時間で完成!自分でできる簡単裾上げ

裁縫初心者ライターが、1時間かからずにできた簡単裾上げ方法を『cotocotoハンドメイド』さんの動画をもとにご紹介しました。

4つのステップを押さえるだけで、裁縫初心者でも簡単にできるのでぜひ参考にしてくださいね。今回の方法は裾を切らないので、子供用のズボンにもおすすめです。

簡単にできる裾上げ4ステップ

  • 仕上がりの長さを決める
  • 縫う位置を決める
  • 「なみ縫い」または「本返し縫い」で縫う
  • ズボンを表面にしアイロンをかける

お直しのお店に持ち込む前に、ぜひ挑戦してみてくださいね!

tomi

無人古着屋the dimのメンテ担当兼ライターtomiです!服にまつわる、ためになる情報をあれこれとお届けしていきます^^

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